今回はすべての英語学習者に実践して欲しいフォニックスについて書いていきます。

英語をやろうと思ったら最初にやるのがこのフォニックスです!

フォニックスやらずして英語は身に付かない
わたしたちが子供の時も日本語で同じことをしています。
日本語の場合はただあいうえお表を順番になぞりそのまま発音するだけでした。
日本語の場合母音が5種類に子音がそれぞれあるだけなので単純です。
ところが英語の場合だと母音だけでも20種類以上と言われています。
さらに子音も同じ様に20種類以上と言われています。
まずこの英語と日本語の音の違いを知らなければ本当の意味で英語を聞き取る事が出来ません。
さらにこの違いを知らずにいるととんでもない事が起こります。
例えばピアノは12種類の音があります。
この中の5つだけ選んで12種類すべての音を使っている曲を同じ様に弾けるのかと言うのと同じです。
絶対に不可能ですよね?
さらに落とし穴があって私たちの耳は都合のいい様に音を変換します。
フォニックスを取り組んでいない人の耳は20種類の音を聞き分けられる様になっていません。
この結果この様な問題が発生します。
appleの発音を練習します!
頑張るぞ!
apple!
アップル!
No apple!
アップル!
No ǽpl!!!
アップルって言ってるじゃん!?
この様なことが起きてしまいます。
わたしは実際にこの様な事が起きているのを留学中に他の生徒で行われているのを見てきました。
これは先ほど書いた様に耳が勝手にいつも聞き慣れている日本語の音に変換しているから起こる悲劇です。
あなたは正しく発音できますか?
私は留学先で発音のクラスをとっている人を観察していました。
なぜ同じ様に日本語を第1言語として扱っている日本人でもスラスラと発音が出来る人と何度も同じ所で苦戦する人がいるのか不思議だったのです。
そしてその答えは正しい音を知らないからです。
知らない物を理解しろと言うのは無理があります。
違いを聞き分けられないのに何度同じ様に先生から正しい音を聞いても発音が良くなるわけありません。
そしてその音を知るための訓練がフォニックスなのです。
何をどれくらいすればいいか
ここまでフォニックスの重要性を説明してきました。
じゃあ何をどれくらいすればいいのかと思いますよね?
答えはこちらです。
この動画をそのまま参考にして下さい。
この動画は13分程度なので毎日継続するのも簡単だと思います。
私は2週間毎日お風呂でトレーニングしました。
難しい事は考えなくていいです。
私は発音記号は覚えていません。
そこまでしなくてもTOEICのリスニングで400点を取れました。
たった2週間13分のトレーニングを1日1回しただけです。
それ以上する必要はありません。
先ほどにも書いた様にこの音の違いを知っているかどうかでその後の英語学習におけるすべての時間の意味が全く別物になると思います。
例えは「日本語の音しか知らない人」が単語を覚えていくのと「英語の音を理解している人」が1つずつ単語を覚えていった場合どちらの人が正確に聞き取れる様になると思いますか?
確実に後者ですよね?
私は運良くこの事実に気づきフォニックスを勉強したことでTOEICのリスニングで400点を取るまでこれといった悩みや苦労をせずにこれたと思います。
耳がいいのは最高です!
これまでフォニックスの重要性について記事を書いてきましたが、何より耳がいいと「音楽」「映画」や街を歩いている時など様々な場面でその成長を実感できます。
ちゃんと耳が育っていると当然覚えた単語や勉強している会話表現が不意に耳に入ってきても頭で考えなくてもバチっと理解出来ます。
そして勉強すればするほど、新しいことに触れたら触れるほどこの経験は増えていきます。

この経験は何物にも変えることが出来ない素敵な瞬間です。
英語学習は基本的に単語や新しい表現を覚えるといった孤独な作業がベースにあると思います。
ですがこの様に不意に現れる感動がより机に向かう活力にしてくれるのです。
私は英語学習は辛い物ではなく成長を実感できるもの、学習することが楽しい時間に出来る様にと工夫しながら勉強を継続してきました。
この記事を読んだあなたも同じ様に楽しく素敵な時間を過ごしていただけたら嬉しいです。
これからも今回のように英語学習者のためになることや英語学習が楽しくなるコツを記事に書いていきますのでよろしくお願いします!
そして続けてフォニックスの後に取り組むべき「英語耳」も記事にしているので必ず見て下さい!