実は私、来週GWを大人になって初めて9連休で過ごせる事になりました。
それも元はIT留学をする為に以前勤めていた工場を辞めなければ実現しませんでした。
今回はそんな事を思い出したので雑談の様な内容ですが書いていきます!

IT留学を検討している人の参考になればと思いながらかいていきます!
IT留学に行った時の私はこんな人間でした
まずは自己紹介です!
私は元々工場でクレーン運転士をしていました。
IT留学に行った当時の年齢は31歳。
仕事は面白くなく、変わらない日常に退屈した日々を過ごしていました。
当時強く思っていた事は、このまま定年するまで同じ生活の人生に意味があるのか?と自分の人生が無意味な物なんじゃないかと思っていたのを今でも覚えています。
ですが結局30歳を超えてもその環境を変える勇気はありませんでした。
そんな時にあるきっかけがあったのです。
それはたまたま会社の就業規則を見た時に、自分の退職金や財産を使えば留学に行けると分かった事です。
子供の頃なら誰でも一度は留学で海外に行って違う世界を見てみたい!と思うのではないでしょうか?
私も小学生の頃に思った事があったのですが、そんな事が実現するとは思えずいつの間にか忘れてしまったのです。
そんな事を思い出した時には、すでに会社を辞める決心をしていました。
ただし当時の自分はただのクレーン運転士、仕事を辞めて留学に行っても英語がいきなり話せる様になる訳ではないですし、帰国後の事を考えると何かスキルがなければ、今後の生活はかなり落ちぶれていくだろうとも思っていました。
日本は年功序列や終身雇用によって、年齢で人をふるいにかけます。
当時の私はすでに30歳を超えていましたし、せっかく留学に行くのに、仕事を辞める前と同じ職種に就く事は留学がただの捨て銭になる様で嫌でした。
今見返して見ても良く今の環境を手に入れる事が出来たなと感心します。
3年後の今の私

現在はIT企業でブリッジSEとして働いています。
ブリッジSEとは英語を使って海外とやり取りをしながらエンジニアの仕事をする人の事を言います。
会社に入社して半年経ってからはリモートワークに切り替えて在宅で仕事をしています。
つまり私はIT留学で英語とプログラミングを学び、その両方を今は仕事にしています。
でもここで注意です!
きっとこの記事に辿り着いた人は過去の私の様に留学に行きたい!と思っている人だと思います。
IT留学にはいい事だけではないですし、私と同じ経験をするのはかなり茨の道だと知って下さい。
私が留学に行った年は2019年です。
いろんな国と地域、留学期間を検討した結果フィリピンで3ヶ月間留学する事にしました。
そうなんです、2019年でした。
そして私が留学したのは10月から12月の3ヶ月間でした。
その後何が起こったのかはみなさん簡単に分かりますよね?

私の人生はコロナで終わりかけました。
今回は留学の経験は省きますが、結局の所私は2020年の4月からIT企業で働き始めます。
しかし当時の現場をたったの1ヶ月で打ち切られました。
その後半年間は派遣会社からコロナ給付金を受け取る形で生活を工面。
給付金が出る期間が終わると結局2022年8月までケータイショップでなれない接客をする羽目に。
当時は訳も分からず、ただ生きる為に働いていました。
毎日いつ派遣契約を切られるかも分からない恐怖もありましたし、ろくに仕事を教えてもらえず実務に放り込まれるという理不尽な目にも遭わされました。
今はなんとかITと英語を使った仕事をしていますがこんな経験をしています。
本気で頑張ったら30代無職でもGWを手に入れる事が出来ました!
IT留学に行く前とこれまでに何があったのかをお伝えした所で本題に入ります。

けっこうやばい経験だったでしょ?
とはいえコロナは世界中で蔓延していましたし、私だけが被害に遭った訳でもありません。
私よりももっと辛い経験をした人もいたと思いますし、なんとか生活を出来た私は不幸中の幸いだったのかもしれません。
こんな期間を過ごしている間も私はせっかく留学に行ったんだから目標を達成するんだ!と躍起になっていました。
一度は未経験からエンジニアになれたんだからもう一回なれるはず!と思っていました。
ですが何か武器がなければ誰も雇ってくれません。
それにケータイショップでの仕事は労力と対価が見合わないと思うほど激務でした。
私はそれでもその年の新人賞を取るくらい売り上げを上げたので適当に働いていた訳ではありません。
ですがケータイショップで働くことになんの価値も感じていませんでした。
それ位辛い経験でした。人間関係もめちゃくちゃでしたしね。
コロナ離職にケータイショップ勤務と留学に行くという決断をした事で私の人生は大きく動きました。
しかも確実に悪い方向にです。せっかく手に入れたITの仕事も1ヶ月で契約打ち切りに。
そんな事を経験していても私は3年間欠かさず英語もITも勉強をしていました。
一番の大きな原動力は「留学で得た貴重な体験と出会い」です。
30歳を超えるまで一度も英語を学んだ事が無かった私でも帰国する頃にはある程度意思の疎通が出来る様にまで成長しました。
と言っても本当に大した事がなくてネイティブの3歳児くらいの英語力。
TOEICで言えばおそらく200点も取れない程度。
それでも私には大きな進歩でした。
そして一緒に留学期間を過ごした友達との出会いも後押ししてくれました。
私には今でも付き合いがある友達が1人います。
彼も帰国後最初はITの仕事に就けずコロナ禍を苦労していました。
ですが今はIT企業で働いていますし、会社からの信頼も厚くいろんな経験をさせて貰ってるという事を聞いています。
そんな彼と出会えたのも留学に行ったから出会えました。
つまりその友達や留学中に出会った先生や他の生徒に情けない姿を見せたくなかったのです。
あいつは留学に行ったのに何にも関係ない仕事してるとか、数年後にもし出会う事があっても俺は今こんな事をしてるんだ!と胸を張って出会いたかったのです。
3年間で得た物(頑張った成果)
- TOEIC755点(今は800点)
- ITパスポート
- ケータイショップ新人賞
- 転職成功
この3年間は本当の意味で人生を変える経験になりました。
もしかするとIT留学に行けば何か人生が変わるとか、行けばなんとかなると考えている人がいるかも知れませんが、大事なのはこういう成果です。
むしろ留学に行かなくてもこの様な資格やスキルがあれば転職や就職はそんなに難しくならないと思います。

私は留学中に自分が全く成長していない事に気づき恐怖を覚えました。
留学の経験は私の人生経験としては初めての経験でしたし、海外の生活に慣れて英語も話せると自信がついたので自分としてはかけがえのない経験が出来たと思っています。
でも今私が強く思う事は、結局お金を払って留学に行ったり、有料のサービスを契約しても「学ばなければ意味がない」という事です。
そして学びには時間がかかりますし、成果を他人が認めるレベルまでに引き上げるのはとてつもない時間と労力がかかります。
私が留学中に出会った人で留学中ですら学校に行かず学ぶことから逃げている人がいました。
帰国後に英語の勉強を続けている人には出会っていません。
こんな程度の事をするのなら留学ではなく旅行にするべきだと思います。
こんな経験をしながらなんとかIT企業に転職が出来て初めてのGWを迎えます。
工場の時は三交代の職場でむしろ世間が休みの日に働くことで成り立つ会社でした。
ケータイショップも似たような物です。
今年GWは9連休もあります。
昨年の年末は10連休でした。

これだけ休みがあった人生変わりますよ!
工場勤務の時やケータイショップで働いていたときは、長期休暇なんて絶対に有り得ませんでした。
あっても3連休から5連休です。
どれだけ有給を使ってもシフトの関係や持ち場の人員の関係で3から5日が限界でした。
ですが今は当たり前に長期連休がGW、夏休み、年末と9連休あります。
これだけあったらGWに海外に行こうとか国内旅行で旅をするなど以前は計画どころか考えるだけで虚しくなった事が実際に出来る様になります。
これってただ休みが増えるだけでもありがたい事なんですが、日々の生活が変わります。
連休がこれだけあるとわかっていればそれに合わせて準備して迎えたいですよね?
私は無駄な買い物を全くしなくなりました。
やっぱりこれだけの連休があるなら楽しみたいじゃないですか。
そして長期連休を迎える2ヶ月前くらいから予定を考え始めます。
海外に行くならもっと早く考えないと間に合わないかも知れないですね。
つまり日々の生活の中に次の長期連休の楽しみが待っている状態で仕事に臨めるようになりました。
工場で働いていた時では考えるだけで虚しくなっていた長期連休が今は当たり前にあります。
最後に
今回の記事は、【IT留学意味ない?】本気で頑張ったら30代無職でもGWを手に入れる事が出来ました!というタイトルから始まっています。
最初に留学に行く前と後の私の環境をお伝えしました。
そしてコロナ離職の経験やその間3年間の努力によって得られた成果など、これから留学に行こうとする人にとっては、私の経験をシェアする事でより具体的にあなたの人生において留学がどんな影響を与えるのか、いい面と起こり得るリスクがこの記事を読む前より多少鮮明なイメージが持てる様になったのではないかと思います。
今私が思う留学は、一生出来ない経験をする事が出来るがそれを世の中で意味がある価値に出来るかどうかは自分次第だと思います。
この記事をここまで読んでくれているあなたも色々と悩んでいるタイミングだったりすると思うので参考にしていただけたら幸いです。
今回は私が迎えるGWをきっかけにこのような記事を書きましたが、人間関係でストレスを感じていたり、何かを我慢して生きていた私が行動を起こすとこんな経験をしましたよという内容だったと思います。
一度きりの人生なので、あなたが納得がいく素敵な人生になればと思います。